[English]
InfoNES for Linux(PS2) v0.78J
はじめに
本プログラムは,Linux(PS2)上で動作するファミリーコンピューター(TM)の
エミュレータです.
基本的には,Win32版の
InfoNESを,
Linux(PS2)に移植したものです.
インストール
GNOMEを利用する方法
- 同梱された実行ファイル(InfoNES)に対して,デスクトップから
シンボリック・リンクを作成する
- アイコンをダブルクリックし,アプリケーションを起動する
- [L]を押下して,ROMファイルを選択する
- もしくは,アイコンに対して,ROMファイルをドラッグ・アンド・ドロップする
それ以外を利用する方法
- 同梱された実行ファイル(InfoNES)を,実行パスが通ったディレクトリにコピーする
- コマンドラインより,% InfoNESにより起動する
- [L]を押下して,ROMファイルを選択する
- もしくは,コマンドラインより,% InfoNES [ROMファイル名]により起動する
更新状況
v0.78J Linux(PS2) (02/07/09)
- 画面精度が向上しました
- CPU: $2007レジスタ(W)の挙動を修正
- PPU: $2005, $2006レジスタ(R/W)処理を修正
- PPU: $2004レジスタ(R)処理を修正
- 互換性が向上しました
- Mapper: マッパ#73を修正
- CPU: $4015レジスタ(R/W)の挙動を修正
- CPU: フレーム割り込みを修正
- CPU: フレーム割り込みをコア部に移動
- CPU: フレーム割り込みを追加
- 機能が向上しました
- PPU: フレームスキップ制御処理を追加
- Linux: フレームスキップ制御用ボタン([PageUp], [PageDown])を追加
仕様
CPU
- 6502オペコード
- IRQ/NMI
- SRAMロード/セーブ機能
- トレーナ機能
- 6502バグ機能
PPU
- 8x16, 8x8スプライト
- スプライトプライオリティ
- 水平/垂直スクロール
- VROM/VRAM
- 水平/垂直/1画面/4画面ミラーリング
APU
マッパ
- 任天堂 MMC1, MMC2, MMC3, MMC4, MMC5
- iNES 0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 15, 16, 17, 18, 19, 21, 22, 23,
- iNES 24, 25, 26, 32, 33, 34, 40, 41, 42, 44, 46, 47, 48, 49, 50, 64, 65, 66, 67, 68,
- iNES 69, 70, 71, 72, 73, 75, 76, 77, 78, 79, 80, 82, 83, 85, 86, 87, 88, 89, 90, 91,
- iNES 92, 93, 94, 95, 97,101,112,113,114,117,118,122,151,160,180,182,185,188,189,243
動作環境
- マシン : SCEI社製PlayStation2
- OS : PS2 Linux Beta Release 1
操作方法
コントローラ1
- [S] : スタート
- [A] : セレクト
- [X] : Aボタン
- [Z] : Bボタン
- [↑] : 上ボタン
- [↓] : 下ボタン
- [→] : 右ボタン
- [←] : 左ボタン
システム
- [Q] : エミュレーションを終了
- [R] : エミュレーションをリセット
- [L] : ROMイメージをロードして,エミュレーションを開始
- [C] : 画面の上端,下端の8ピクセルをクリッピング
- [PageUp] : エミュレーション速度を加速
- [PageDown] : エミュレーション速度を減速
免責
InfoNESは,フリーウェアです.また,いかなる保証もありません.
本ソフトウェアによって生じた損害等に関して,作者は一切責任を負いません.
InfoNESに関する情報やアップデートについては,公式ページ(Jay's Factory)
を参照ください.
よりよいソフトウェアを目指すために,御利用いただいた皆様からの
御意見,御要望,バグ報告等を,下記の連絡先で御待ちしています.
なお,ファミリーコンピューター(TM)は,任天堂の登録商標です.
連絡先
注意事項
- 本ソフトウェアを,雑誌等に紹介する際には,事前にご連絡ください
- 本ソフトウェアを再配布,転載する際には,事前に御連絡ください
- ROMイメージは,各自御用意下さい
- ROMイメージの入手方法に関する御質問は,御遠慮ください
- 上記の事項に同意いただけない場合には,本ソフトウェアは御利用いただけません
謝辞
本プログラムを作成する際に,下記のプログラムを参考にさせていただきました.
この場を借りて,作者の皆様に,御礼を申し上げます.
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